『らんまん』は神木隆之介!意外とレア?男性が主人公の朝ドラまとめ

いつの時代も変わらぬ人気を誇る朝ドラ。現在放送されている『らんまん』も、美しい植物たちが映える情景に、優しい世界で繰り広げられる群像劇が、日本の朝に癒しを届けていますね。さて、『らんまん』同様に、男性が主人公を演じた作品が、過去にもたくさんありました。今日は、全て振り返ってみたいと思います!

全部知ってる?「男性」が主人公の朝ドラ

娘と私(1961年)

フランス人女性との間に生まれた娘の成長を見守る父親の「自叙伝」が描かれた朝ドラ。主人公を演じた父親は、北沢彪さんでした。年頃の娘を持つ父親の葛藤、後妻と娘との確執、仕事と家庭の両立など、「私」として描かれる父親がテーマとなった本作は、当時としては珍しい「父と娘」の関係性を丁寧に描いた作品として注目を浴びました。

あかつき(1963年)

佐分利信さんが主人公を演じた『あかつき』は、大学教授という職を捨てて画業に打ち込む男性を描いた物語。彼を見守る妻や、子どもたちとの愛情にあふれる家族像が描かれました。当時の日本文化や、「日本人としての正しい生き方」があらわれているのも、時代を感じますね。

たまゆら(1965年)

川端康成・原作の『たまゆら』は、退職して第2の人生を謳歌しようと「古事記」を手に旅に出る男性を主人公に迎えた作品。歴史的な街をまわり、それぞれの地を舞台に退職後の心の変化や家族との関係に揺れ動く主人公を演じたのは、笠智衆さんでした。

旅路(1967年)

横内正さんと日色ともゑさんのダブル主演で放送された本作は、大正から昭和にかけて力強く生きた夫婦の絆や生き様を描いた物語。仲睦まじく愛情に満ちた夫婦を取り巻く環境の変化や、出会っていく人物たちの群像劇となっています。

ロマンス(1984年)

映画監督を目指し奮闘する男性・加治山の人生を描いた本作では、榎木孝明さんが主演を務めました。当時、無声映画が主流でしたが、加治山が映画監督になる時代にはセリフや音楽を伴う映画文化に切り替わっていきました。映画監督としての夢やエネルギーを描いた作品です。

心はいつもラムネ色(1984年)

戦前戦後の大阪を舞台に、漫才を愛した男・赤津を新藤栄作さんが演じました。人の笑顔が大好きな赤津と、いつまでも青春の心を大切に持ち続けるまわりの人々、そして彼らとの友情や絆を、ユーモアたっぷりに描きました。

いちばん太鼓(1985年)

演劇一座に育てられた男・沢井の人生、そして彼の出生の秘密をテーマに、親子愛が描かれた作品。大衆演劇の一座に生まれた沢井を、岡野進一郎さんが熱演しました。

凛凛と(1990年)

テレビを開発した、川原田政太郎がモデルとなった本作は、ラジオもなかった大正時代に電気映像(テレビジョン)の開発を志す男・畠山の人生を描きました。上京、留学を経て、家族や仲間たちと青春を過ごしながら開発者として成長していく主人公を、田中実さんがさわかに演じました。

走らんか!(1995年)

三国一夫さんが主人公を演じる『走らんか!』は、バンド活動や青春のために父親の職・人形師を継ぎたくない高校生・前田の成長を描いた物語。学校での三角関係や異母兄の存在など、思春期の男子学生の心をかき乱す多くの出来事にぶつかりながらも、その青春と巣立ちが瑞々しく描かれています。

マッサン(2014年)

玉山鉄二さんと、シャーロット・ケイト・フォックスさんのダブル主演で放送された本作は、ドラマのタイトル「マッサン」がニックネームの主人公・亀山政春と、スコットランドから来日した妻・エリーが生きる激動の時代を描いた物語。造り酒屋の跡取りであるマッサンとエリーは、本場が認めるウイスキー作りに奮闘します。

エール(2020年)

作曲家・古関裕而がモデルとなった本作では、エール キャスト窪田正孝さんが主人公を演じました。不遇の時代を妻とともに乗り越え、ヒット曲を生み出していきますが、時代は戦争へと突入。窪田さん演じる古山は、多くの戦時歌謡を作曲します。傷ついた人々の心を、音楽の力で勇気付けていく古山の半生が美しく絵が描かれています。

らんまん(2023年)

植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにした本作は、小学校を退学してまで植物の研究に打ち込んだ男・槙野万太郎を、神木隆之介さんがさわやかに演じています。新しい発見に満ちた生命力あふれる人生が、美しい草花の情景とともに描かれています。

まとめ

男性が主人公の朝ドラをまとめてみました。ひとくちに男性といっても、さまざまな生き方や人生があり、仕事・家族・友情・恋愛…それぞれの主人公たちを取り巻く環境は、戦争が絡んでいることも多く、センシティブな内容の作品もありましたね。それでも強く、まわりの人たちに助けられながら生き抜く主人公たちの生命力が、ダイナミックに描かれています。これを機に、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。